胃内視鏡(胃カメラ)・大腸内視鏡(大腸カメラ)

 昨年10月に開院してからの内視鏡の検査件数を数えてみました。

胃内視鏡大腸内視鏡うち大腸ポリープ切除
2019/101211
2019/111631
2019/122251
2020/12862
2020/227142
2020/321104
2020/41440
2020/51450
2020/62351
2020/728137
2020/82982

 検査数は徐々に増加傾向となっています。まだ余裕があるため、検査をご希望の方には、お待たせすることなく検査予約が可能となっております。胃内視鏡は当日から数日以内、大腸内視鏡は準備がありますので2日後から1週間以内には検査できます。また、胃と大腸の同日検査も可能です。

 胃内視鏡では鎮静剤(ねむり薬)として「プロポフォール」を使用しています。私自身はこの薬剤を大学病院・一般病院で勤務していた頃から長く使っており、使用方法については熟知しております。患者さんは「寝ている間に終わった」「検査をしたことに気が付かなかった」という感想を持たれる方が多く、優れた鎮静剤となっております。初めての検査が不安な方、以前検査したときに苦しかった経験がある方にはぜひ当院で鎮静剤を使用した検査を受けていただきたいと思っております。

 大腸内視鏡では、おおむね1cm以下のポリープは当日に手術(切除)が可能なため、内視鏡1回で検査と治療を終わらせることができます。1cmよりも大きいポリープは入院での治療が望ましいため、総合病院をご紹介しております。また、検査の際は、胃内視鏡と同じ「プロポフォール」に加えて、鎮痛剤(痛み止め)の注射も行います。大腸がん検診(便潜血検査)で陽性となった方は、必ず精密検査を受けていただけますよう、お願いいたします。